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【同人音声作品の作り方】その2:コンセプト・予算を考える

りーに
りーに

こんにちは。管理人「りーに」です。
このたび、Become a voice actor!で音声作品を作る過程を紹介していくことにしました!

実際に音声作品を作りながら、必要な作業を紹介していきます。

↓【同人音声作品の作り方】その1 はこちら↓

このページで分かること

同人音声作品で考えたほうが良いコンセプトって何?

今回は作業の一番最初。「作品のコンセプトを作る」を紹介したいと思います。

まず、私の場合、コンセプトを決めます。
決める内容はそのときによって違いますが、例えば

  • どんな雰囲気の作品にしたい?
  • どんな楽しみ方をしてほしい?
  • 演技メイン?効果音(ASMR)メイン?
  • 台本書く?即興劇(エチュード)にする?→作業量が大きく変わる
  • 【イベントに参加するなら】どのイベントに参加する?→締め切りが決まる

というあたりを決めます。

りーに
りーに

エチュードって選択肢があるあたり一般的ではないので
皆さんが必要だと思うことを決めていってください!

台本に入る前に決めておいた方が良いようなことをここでは決めていきます。

今回の音声作品では以下のようにしました。

どんな雰囲気の作品にしたい?ファンタジーな雰囲気
どんな楽しみ方をしてほしい?物語を楽しむというよりは雰囲気を楽しんでほしい
演技メイン?効果音(ASMR)メイン?演技メイン
台本書く?即興劇(エチュード)にする?即興劇だけど、少し台本書くかも
どのイベントに参加する?イベントには参加しない

今回は上記のコンセプトから ファンタジーな世界な人の会話 を作りたいなーと思いました。

ファンタジーの世界では何の変哲もない会話だけど、
現代の私たちからしたらファンタジーの世界に入り込んだ雰囲気を感じられるような作品

というイメージです。

りーに
りーに

音声作品って、じっくりストーリーを楽しむ作品以外にもBGM的に聞き流す作品もあるのです。
今回はそこを目指します。

予算を決める

コスト

コンセプトができたら、ここで予算も決めておいた方が良いです。

以前、 【とある同人声優の体験談】やりたい役がない!?それならサークルを作っちゃえ!!~中編~ でもお話ししましたが、同人音声作品に必要な作業をまとめると

  1. 台本作成
  2. トップ画像作成
  3. 音声の収録
  4. 音源の編集
  5. 販売サイトへの登録

となります。

この中で、何にどのくらいお金をかけられるのか、かける必要があるのかを考えておきます。

りーに
りーに

同人活動は・・・売る方もお金がかかるのですよ・・・。

今回、何を自分でやるのか考える

myself

今回の作品作成ではどこにお金がかかるのか考えてみます。

台本作成

エチュードなので台本は書きません。
必要なら自分で書くかも・・・?

トップ画像作成

キャラクターと背景のイラストを買い、編集は自分でやることにします。

りーに
りーに

今回は費用を抑えるために、イラストを依頼するのではなく、売られているイラストを購入することにしました。
詳細は後日、別の記事にしますね。

音声の収録

今回、音声は自分で録音しようと思っていますが・・・。

もし「参加しても良いよ」という方がいらっしゃれば、
オムニバス形式で色々なシーンがある作品に出来たらいいなと考えてます!!

どのような条件でお願いできるか未定なので、
募集出来る段階になったらちゃんと募集をしたいと思います。

音源の編集

これも自分でやります。
「切って、貼って、くっつけてー」というレベルですが。

販売サイトへの登録

これも自分でやります。
サイトへ登録する際、一番大変なのが作品の紹介文を考える作業なのですが
文章を用意していただくのもお金がかかるので節約のために自分で考えます!

今回の予算を考える

お金のイメージ

今回は トップ画像の作成 と 音声の収録 でお金をかけることにしました。

それ以外は何とか自分で頑張ります!!

トップ画像にかける金額は2000円くらい

音声作品のトップ画像に使っても大丈夫なイラストは
DLsiteさんをはじめ、色々なところで買うことが出来ます。

今回はこのように売られているイラストを元にトップ画像を作っていきます。

なので、費用としては 2000円 くらいを予算にしたいと思います。

音声の収録にかける金額は・・・

音声も自分一人でやったらお金はかからないわけですが、
人にお願いするとなるとお金が必要になってきます。

正直、自分だけでやるより、他の方にもお願い出来た方が良い作品になるに決まってます。

しかし、管理人のお財布は年中冷たい風がビュービューです。

りーに
りーに

そこで!
作品を売ったときの儲けの期待値を考えつつ、予算を考えたいと思います。
(これを「捕らぬ狸の皮算用」という。)

仮に 作品の販売価格を330円(税込み) とします。

DLsiteさんでは330円の作品が売れると 165 がこちらに入ってきます。

https://www.dlsite.com/home/circle/invite

そして、この 165円に源泉所得税の10.21%(165円×10.21%=17円くらい)が引かれて入金されるので
165 – 17 = 148円 が手元に残ります。

さて、ここで問題です!!
今回の作品はいくつ売れると思いますか?!

りーに
りーに

わからないー!!!
まったく予想が出来ない!!!

仮に10本売れたら 1480円。
20本売れたら 2960円。

今回、サークル初作品なので、全く売れない可能性ももちろんある!!
10本売れれば良い方なのでは?!

と、考えると、トップ画像の費用を賄えるだけお金が入ってくる気がしない・・・。

りーに
りーに

色々と考えていくと、声優さんにお支払いできるお金は、私のおこづかいから出すことに・・・。
えっと、私のおこづかい、あといくら残っていたっけ??????

色々考えた結果、他の方にお願いする際の金額については保留にしておくことにしました。
お願いするときの私のお財布と、どれくらいの分量をお願いするか決まってから考えることにします。

コンセプト・予算を考えたら・・・

続く

コンセプトができたら、次はストーリーを考えていきます。

ストーリーを考えるために、まずは全体像を考えます。

登場人物を考えたり、シーンを考えたり・・・。

今回はエチュード方式にしようと思っているので、
全体像が甘いとセリフが浅くなってしまい作品がブレブレになってしまいます。

エチュードとはいえ、世界観・キャラクターの背景はきっちりしておかねばいけません!
(演じているときに困るから)

気合を入れて考えますよ!!

りーに
りーに

今回はコンセプトを先に考えましたが、もちろん、いきなり台本を書いたりストーリーを練り始めても良いですよ!
同人活動は自分が表現したいことをやる場。作品作りのルールなんて(ほんの少ししか)ないのです!!

次回もお楽しみに!!

次の記事はこちら

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