
声優への挑戦状001:1つのセリフで色々なシチュエーションを想像しよう


「声優への挑戦状」と題しまして、
セリフの台本をアップしていくことにしました。
皆様の挑戦、お待ちしています!!
このページで分かること
今回の台本
エントリー番号十一番、サトウハナコです。
この作品を知ったのは私が小学生のときでした。
主人公が仲間と成長する姿に感動し、ずっと主人公と冒険がしたいと思っていました。
今回のオーディションに参加できたのは運命だと思っています。
どうか、私を主人公の仲間にさせてください。
【最後に好きなワンフレーズをつけてください。】
画像はこちら

課題:シチュエーションを考える

今回の台本では最後に
【最後に好きなワンフレーズをつけてください。】
としました。
ここが今回の台本のポイントです。
最後にシチュエーションが分かるようなワンフレーズをつけて
この台本の表現を膨らませてほしいと思います。
シチュエーションを考えるとは?

いきなり「シチュエーションを考える」と言われてもイメージできないと思うので
いくつか例をあげてみます。

1つのセリフの表現は無限にある
ということを考えてみてくださいね。
例1:オーディション中

まずはシンプルに。
シーンはオーディションを受けている設定。
自分の番が回ってきたので審査員の前に出て自己紹介をしているところです。

この場合、最後のセリフは
「以上です。本日はありがとうございました。」
みたいなオーディションっぽいセリフですかね。
例2:オーディションの練習中

次のシチュエーションは オーディション前日 でどうでしょう?
あなたは明日、オーディションを受けます。
その場で思ったことを伝えようとしても言葉が出てこなかったら大変なので
伝えることを決めてセリフを覚えることにしました。
ようやく言うことが決まったあなたは、まずセリフをつぶやいて覚えることにしました。
というシチュエーションのセリフです。
ポイントは
- 誰かに向かっているセリフではない。
- 独り言。
- 文章を覚えるときに出る声は?
というあたりになってくるかと思います。

最後のセリフは
「あー、もう覚えられない、もう一回!!」とか
「うん、こんな感じかな♪」とか
素の言葉が出てくるとシチュエーションがイメージしやすいかと思いました。
例3:オーディションを受けた3年後

最後に紹介するシチュエーションはちょっと複雑。
表現するのはなかなか難しいと思います。
3年前、あなたは、あるオーディションを受けました。
ずっと好きだった作品のオーディション。
オーディション中に言う内容を何度も何度も繰り返して覚えていました。
今日はその作品の最後の収録の日。
朝ご飯を食べ終えたあなたは、ふとオーディションの日のことを思い出します。
一生懸命覚えたオーディション用のセリフ。
まだ覚えているのかと口に出してみると・・・。
どうでしょう?
すっごく難しくないですか?
例2と同じく独り言ではあるのですが、
あえて、当時を再現しながら大げさにやってもよし。
もしくは、目を閉じながら当時を懐かしむようにフレーズを歌うようにつぶやいてもよし。
表現は無限です。

最後のセリフは
「ふふ・・・あのとき、頑張ってくれてありがとう」と、過去の自分に話かけてもいいですし
「さぁ、そろそろ行く時間ね」と立ち上がる仕草を入れたセリフでも良いと思います。
想像力が試されるシチュエーションだと思います。
さいごに

ぜひ、この台本を使ってセリフを練習してみてください。
もちろん、シチュエーションを考えるだけでも練習になると思います。
もしtwitterなどで公開するときは
#声優への挑戦状
#声優への挑戦状001
とタグをつけてもらえると、「他の人はこんなシチュエーションを考えたのかー!!!」と勉強にもなるので
公開する際は、ぜひタグ付けをお願いします♪
次回の台本
まだまだ読み足りない!!という方は、
こちらにチャレンジしてみてください!!
自分で言うのも何ですが、すっごく難易度は高めです。
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