
声優への挑戦状004:キャラクターを考えよう


「声優への挑戦状」と題しまして、
セリフの台本をアップしています。
皆様の挑戦、お待ちしています!!
前回の台本はこちら
このページで分かること
今回の台本
声優への挑戦状 004
ファンタジーな世界の売り子さん。
【セリフここから】
あ、どうも、お久しぶりです。
今回はどこまで行っていたんですか?
えー!あんな遠くまで!
すごいですね。
あそこのモンスターはずいぶん強いと聞きますからね・・・。
じゃあ、相当お疲れでしょう。
今日は良い薬、入ってますよ。
はい、こちらです。
今までよりずっと回復力が高いのに
こんな少量で効果を発揮するんです。
今日の疲れを取るために、冒険のお供に。
どうですか?
画像はこちら

課題:キャラクターを考えよう

今回のシーンは ファンタジー です。
現実の店員さんだと、イメージが似てしまいますが
ファンタジーならなんでもあり!!
怖い店員さん、元気な店員さん、傍若無人な店員さん・・・。
色々なキャラクターを考えてみてください!
どのようなキャラクターがある?
例1:キャラクターが男性の場合

一口に「男性」と言っても色々な男性がいますよね。
男性が演じるなら、ちょっと年齢が上の「おじさん」なんでどうでしょう?
女性が演じるなら、お父さんのお仕事を手伝っている青年 はどうですか?
売り子として丁寧な言葉遣いにしているからこそ
どんなキャラクターでもありです!
例2:キャラクターが女性の場合

例えば写真のような知的な女性なら
ゆっくりと相手をしっかり見て話してくれるような接客になると思います。
逆に、元気いっぱいで色々な人に売り込んでいるような「おばちゃん」なら
大きな声でハキハキと早口なのかなと思います。
どんな女性を演じるのかじっくり考えてみてください!
「キャラクターを考える」の注意点!!
キャラクターを作る≠声を作る

キャラクターを演じるとき、「声の質」を考えていませんか?
- 子どもだから声は高めで・・・。
- 可愛い女の子の声はこんな出し方で・・・。
- 怖い男性だから声は低めで・・・。
- 弱気な少年だからおどおどした声の出し方で・・・。
と、そのキャラクターの「声」を考えてしまいがちです。
でも、それは多くの場合で間違っていると思うのです。
演技をするとき、最初に考えるのはキャラクターになって生きることです。
普段、自分が生きているときに「自分のキャラだったらこんな声の高さで」って考えてないですよね?
それと同じで、
そのキャラクターで生きる→勝手に出てきた声がそのキャラの声
となります。

もちろん勝手に出てきた声だけではダメなので、
養成所などでどこを直したら良いか教えてもらうわけですが。
それでも、演技の基本は「キャラクターで生きる」だと思います!
言葉は違えど、どの先生も同じようなニュアンスのことをおっしゃっていました。
今回の課題でキャラクターを考えるとき、
くれぐれも「声色を考える」にならないように注意してください!
さいごに

ぜひ、この台本を使ってセリフを練習してみてください。
あなたの演技の幅が広がるような色々なキャラクターを考えてみてください!
もしtwitterなどで公開するときは
#声優への挑戦状
#声優への挑戦状004
とタグをつけてもらえると、「他の人はこんなキャラクターを考えたのかー!!!」と勉強にもなるので
公開する際は、ぜひタグ付けをお願いします♪
※台本を使用する際の決まり※

本サイトの台本を使用する場合は以下のルールを守ってご使用ください。
- この台本はどなたでも自由にお使いいただけます。
- 公序良俗に反する使用、二次配布、転売、自作発言は禁止します。
- 商用利用、オーディションなどで利用することも可能です。
使用OKの例:ボイスサンプルや練習用台本として使用すること。
使用NGの例:台本の内容を自作作品として公表すること。 - SNS、アプリなどで公開する場合は「#声優への挑戦状」のタグ付け(コメント)、もしくはhttps://become-voice-actor.com/のリンクを載せてください。
※分からなかったらどんな文章・やり方でも大丈夫ですので、本サイト、もしくは本サイトのTwitterアカウントを紹介してください。 - その他、質問などがあった場合は本サイトのTwitterアカウントまでご連絡ください。
Twitter:https://twitter.com/BeVoiceActor