
【20代男性】俳協ボイスの口コミ体験談

今回は 俳協ボイス に通っていたITさんのお話をお届けします。
実際に通っていたからこそ聞ける話です!
このページで分かること
【はじめに】
本ページの情報は当時の情報です
本ページの情報は取材を受けてくださった方が通っていた当時のお話しです。
制度が変わっていたり、コロナ前後で対応が変わっていることも考えられます。
確実にこのようなレッスンを受けられるということを保証するものではありません。
現在の最新情報は養成所などにお問い合わせの上、
最終的な判断はご自身でお願いいたします。
俳協ボイスのシステム
スタンダードクラスとアドバンスクラスがある

まずは「スタンダードクラス」に入るんですか?
そうです。みんな、スタンダードクラスからスタートです。

俳協ボイスにはスタンダードクラスとアドバンスクラスがあり、それぞれのクラス構成は以下の通りです。
スタンダードクラス(6か月)
スタンダードクラスのレッスンでは、発声・滑舌から基礎演技・ナレーション・語りを学び、声優として豊かな感性を磨く土台作りを目指します。俳協所属の現役で活躍する声優・ナレーターが講師です。時にはレッスン生の壁となり、時には一緒に学ぶ仲間として、生徒と講師が共に活きるレッスンを行います。声優の心構え・礼儀作法などプロとしての責任を養い、自信と誇りを持った声優・ナレーターへの第一歩をサポートします。
https://haikyo.co.jp/voice/lesson/?id=standard
俳協ボイスでは週1回3時間の演技レッスンによって、仕事をしながら、あるいは学校に通いながらでもプロの声優・俳優を目指していけるレッスンシステムを組んでいます。そのため、毎回のレッスンは「学ぶ場」であると同時に、レッスンを迎えるまでに準備・研鑽してきたことを「発表する場」でもあります。レッスンで得た気づきや講師からの学びを材料として「レッスン以外の時間をどう過ごすのか」が重要になってきます。6カ月のスタンダードクラス修了後、審査を行い、選抜された生徒だけが次のアドバンスクラスへと進級します。
アドバンスクラス(6か月)
アドバンスクラスは、スタンダードクラスを6カ月受講し、審査の合格者が進むことができる、より実践的なレッスンを行うクラスです。レッスン期間は6カ月。セリフやナレーション、アニメ・外画のアテレコなど現場に近いレッスンを行っています。
https://haikyo.co.jp/voice/lesson/?id=advance
アドバンスクラスに進級できる人数は?

他の養成所だとある程度の人数は進級できる印象がありますが、
俳協ボイスのアドバンスクラスに進級できる人はどれくらいいるんですか?
クラスで2人くらいでした。


ということは、他の養成所でいうと、預かりになるかならないかというくらい狭き門なのですね。
管理人は昔、日ナレに通っていて、日ナレは(管理人の感覚だと)進級できる人の方が多いのかと思っていたのですが
俳協ボイスの進級は全く事情が違うみたいです。
上のクラスに上がれるのは10%くらいと考えると、とても狭き門ですね。
進級できないとどうなるの?

進級が狭き門ということが分かりましたが、
もし、進級できないときはどうなるんですか?
次の半年はレッスンを受けられないので、
半年経ってから入所面接をすることになります。

例えば、4月からの半年でスタンダードクラスに通っていた場合、
10月からもう一度スタンダードクラスに通うことは出来ないそうです。
レッスンが受けられない半年の間で
自主練習したり、自分の進路を見つめなおしたりしていました。

通い始めた年齢と年数は?

俳協ボイスには何歳のときに通っていたんですか?
28歳、29歳、30歳のときに通っていました。


ということは、半年レッスンが受けられない期間がありつつ、
3回、入所したということですね。
ITさんの俳協ボイスにおける経歴
- 28歳、29歳、30歳と3回スタンダードクラスに通っていた。
- 今はもう退所している。
俳協ボイスに入ったきっかけ・理由は?

どうして俳協ボイスを選んだんですか?
年齢的なこともありますし、
半年で結果が出るというところが良いと思いました。

声優を目指す人の中では、20代後半というのは年齢が高め。
そのため、俳協ボイスの半年で結果が出せるというのは魅力的だったそう。
レッスンの内容は?

半年の間にどのようなレッスンがあるんですか?
講師の方によって違いますね。
「講師の方がナレータの場合はナレーションが多め」というように
講師の出身によってレッスン内容は違いました。

他の養成所は「○○科のときは■■をやって・・・」というカリキュラムが決まっていたりしますが
俳協ボイスはレッスン内容が講師に委ねられているとのこと。
ナレーションが多めの講師の方もいれば、群読が多い講師の方もいる ということのようです。
ナレーションが多いクラスでも、キャラクターの演技が全くなかったわけではありませんでした。

クラスはどんな感じ?
年齢層はどのくらい?

どのくらいの年齢の方がいました?
20代の人が多い印象でした。

中には高校生もいたそうですが、クラスに一人いるかいないかくらいで、
一番多かったのは20代の人だったそう。
28~30歳で通っていたITさんはクラスの中では年齢が上の方だったそうです。
クラスの雰囲気は?

レッスン中はどんな雰囲気でしたか?
半年で結果を残さなければいけないので
レッスン中はピリッっとした雰囲気でした。

レッスン中はみんな真剣な雰囲気で、他の人の発表を聞いたり講師の話を聞いているそう。
実は、管理人も俳協ボイスの見学に行ったことがあるのですが、
「笑い声あふれるレッスン」というよりは「一人ひとりが真剣にレッスンと向き合う」という雰囲気だと感じました。
失敗して てへぺろ♪ みたいな雰囲気はなかった印象です。
俳協ボイスのオススメポイントは?
講師の方が魅力的

これから俳協ボイスに入りたいと考えている人に向けて、
オススメポイントがあれば教えてください。
講師の方、スタッフの方など人が魅力的だと思います。

声優の養成所に限らず、人が集まる場所(学校など)では、人の悪い噂も聞こえてくるもの。
しかし、俳協ボイスでは講師の方の悪い噂を聞いたことがないとのこと。
講師の方がしっかりと教えてくれていると感じていたそうです。
基礎的なところが充実していた
半年という短い期間でしたが、基礎的なところが充実していたと感じました。

ナレーションのレッスンのとき、活舌とアクセントをとても厳しく注意されたそう。
ITさんは生まれてから東京・千葉で生活していて、自分自身に訛りがあると思っていなかったようです。
しかし、レッスンでほんの細かいところでアクセントが違うところを指摘され、とても勉強になったと言います。

若者言葉と言われる平坦アクセントは地方関係なく注意しなければいけないですよね。
ぶっちゃけ、半年でアドバンスクラスに上がれる人はいた?

「こんな人がアドバンスクラスに上がっていた」というような特徴はありますか?
演技力がある人、俳協ボイスに入る前に演技の経験があった人が上のクラスに上がっている印象でした。

ITさんのクラスでアドバンスクラスに上がった人の特徴は
- 俳協ボイスに入る前に演技を勉強してきた人。
(子役の時代から役者をしていた人) - レッスンとは別に劇団で演技をしていた人。
など、レッスン以外でも演技の経験がある人が多い印象だったそう。
逆に言うと、子役のときからずっと演技をやってきた人と勝負しなければいけない世界。
レッスンを受けているだけでは声優になることは難しく、
レッスン以外の時間をどのように過ごすかが大切なのかもしれませんね。
【さいごに】

今回は【20代男性】俳協ボイスの体験談として、
ITさんの体験談をお送りしました。
本サイトでは体験談を教えてくださる方を募集しています。
ご興味がある方は 【謝礼あり】執筆に協力してくださる方を募集しています をご覧ください。
ご連絡、お待ちしています!
取材にご協力いただいたITさん、ありがとうございました。
「進級できる人数」や「どのような人が進級できるのか」など
ネット上ではあまり見かけない体験談ならではの情報を聞かせていただきました。
貴重な情報をありがとうございました。